職務経歴書の作成は、転職活動においてとても重要なステップです。
採用担当者にご自身の経験やスキルを効果的に伝えるために、以下のポイントを押さえて作成しましょう!
1. 職務経歴書作成の準備
職務経歴書には定まったフォーマットはありませんが、インターネット上で簡単にテンプレートをダウンロードできます。
「職務経歴書 テンプレート」で検索し、自分に合ったものを見つけましょう。職種別のサンプルも多数ありますので、参考にしてください。
職務経歴書の主な形式:
1. 編年体形式:キャリアを時系列で記載する形式。最も一般的です。
2. 逆編年体形式:最新の職務から遡って記載する形式。直近の仕事を強調したい場合に有効です。
3. キャリア形式:時系列ではなく、業務経験やプロジェクト単位でまとめる形式。転職回数が多い場合に適しています。
2. 職務経歴書の構成
職務経歴書は大きく分けて以下の4つのパートで構成されます。
- 職務要約
- 職務経歴
- 資格・語学・活かせる経験
- 自己PR
【職務経歴書のサンプル】
\書き方のPOINT!/
年齢や職歴によって内容の長さは変わりますが、目安としてA4用紙2〜3ページ以内にまとめることを心がけましょう。
〜各パートのポイント〜
1. 職務要約
職務要約では、これまでの経歴を簡潔にまとめます。200〜300字、3〜5行程度で、キーワードを活用して採用担当者の興味を引くように記載しましょう。この部分は「要約」として重要です。
2. 職務経歴
形式(編年体、逆編年体、キャリア)に沿って職務経歴を記載します。テンプレートを選ぶ際は、自分の経歴やアピールポイントに合ったものを選びましょう。各職務について、会社名、在籍期間、役職、職務内容を詳しく書き、実績には具体的な数値を使いましょう。
例:
**株式会社ABC(2018年4月~現在)**
- **役職:** 営業マネージャー
- **職務内容:**
- 新規顧客の開拓と既存顧客のフォロー
- 売上目標の達成(年間売上5000万円以上)
- チームメンバーの指導と育成
数値の背景やその重要性を示すために、平均値や参考値を加えるとさらに効果的です。また、成果だけでなく、その過程・実績(状況、課題、行動、結果)に沿って記載するとよいでしょう。
3. 資格・語学・活かせる経験
職務経歴の下には、保有資格、語学力、活かせる経験を記載します。これらは必須ではありませんが、アピールできるものがあれば記入しましょう。資格取得を目指している場合も「●年●月取得予定」と記載することで、自己研鑽の姿勢を示せます。
4. 自己PR
自己PRでは、自分の強みや応募企業との相性を伝えます。企業が求めるスキルや経験に合致するエピソードを記載しましょう。この部分は志望企業へのメッセージを伝える唯一の場所ですので、熱意を持って記入しましょう。
\職務経歴書のチェックPOINT!/
職務経歴書を提出する前に、以下のポイントを確認しましょう:
✅ 見やすいレイアウトか?
✅ 職務要約の長さは適切か?
✅ 読み進めたくなる内容か?
✅ 形式に沿って書かれているか?
✅ 自分のアピールポイントが目立っているか?
✅ 具体的な数値やキーワードを活用できているか?
✅ 誤字・脱字はないか?
3. まとめ
職務経歴書は、あなたの過去の経験やスキルを具体的に伝える重要な書類です。
曖昧な表現は避け、具体的な数値やキーワードを使って効果的にアピールしましょう。採用担当者の視点に立ち、「この人に会いたい」と思わせる職務経歴書を作成してください。
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ご不明な点は、お気軽にレジャリストまでお寄せください。
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